2020年10月16日
Share Happiness! (家事シェア)
早速ですが、今回は皆さんにもおなじみの「ポッキー」から考える、家事のお話です(笑)。
さてさて、ポッキーのブランドメッセージは、
”Share happiness!Pocky” 〜分かち合うって、いいね!〜 とのこと。
企業サイトはコチラ。 こんなメッセージがありました。
人と人との間にポッキーがあることで、
会話のきっかけになる、ちょっと関係がよくなる、気持ちがつながる、
お互いにしあわせな気分になれる。
それがポッキーの望むこと。
なるほど。
そういえば、近年「シェア」という言葉もよく聞くようになりました。
「シェアハウス」「ワークシェア」「カーシェア」などなど。
ちょっと前、NHKの「あさイチ」で「家事シェア」というテーマが組まれていましたね。
ずいぶん、反響が大きかったそうです。「家事分担」ではなく、「家事シェア」。
私(村上有紀)もメンバーになっている「家事塾」では、
「家族みんなで家のコト」
を合言葉に全国の仲間たちがそれぞれの分野で活動しています。
子どもも、大人も、(同居人も)、一緒に住まう人はみんなで家事を分かち合う。
そのほうが、みんなが楽しくなるよ、と。
私は、設計するなかで「家族みんなで家のコト」ができるようにと思っています。(くどいですが)
そのご家庭で、家族みんなで家事をまわしていく心持ちが「家事シェア」であり、
毎日の Share Happiness!となるのだと。。
以前、ある家庭科の先生のエピソードを聞いたことがあります。
思春期の息子さんとめっきり会話がなくなってしまっていたけれど、
なぜか「ギョーザを包む」という作業を手伝ってもらっているときには
会話が生まれるのだとか。
確かにそうかも。
家族同士だからこそ、面と向かって話すのは照れくさかったりするものですが、
なにか作業をしながらだと、リラックスして気持ちを吐き出せるのかもしれません。
さて、ポッキーからのメッセージの言葉を「家事」「家族」とに置き換えてみました。
家族と家族との間に家事があることで
会話のきっかけになる、ちょっと関係がよくなる、気持ちがつながる、
お互いにしあわせな気分になれる。
それが家族の望むこと。
うーん。なかなかいいじゃないですか(笑)!
「それが家族の望むこと」←「母の」ではなく「家族の」ですよ(コレ大事)。
カテゴリ:コラム